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お小遣い帳 [雑記]

この1月から、コウタはお小遣い帳をつけはじめました。
毎月のお小遣いをあげているわけではなく、一人で買物に行くこともないので不要だったのですが、お年玉を預金せずに手元においておくことにしたのを機に、お小遣い帳をつけさせることにしました。

愛読ブログ 「あったかい家族日記」 で金銭教育に関する一連の記事があり、改めて読み直したりしてみました。
これに倣ってルールを定めようかとも思いましたが、ざっくりとした感じで始めました。
お小遣いの使途を自由にしたわけではなく、(玩具やマンガなど)ボクや家内が買ってあげないものを、許可を得て買うという緩い裁量を与えただけだったりするので。

上述の記事で、お小遣い制のメリットとして、「無駄遣いを防ぐ・欲望をコントロールする力を育む」 が挙げられていました。
わが家でも早速、同じような経験をしました。

先日、「恐竜の化石が見たい!」 とコウタが言うので、久しぶりに上野の国立科学博物館に行ってきました。
なんとも高尚な感じがしますが、なんということはなく、クリスマスに祖父から買ってもらったDSのゲーム『スーパー カセキホリダー』 の影響だったりします。

ミュージアム・ショップで、擬似的な化石発掘のセット(小さな化石を埋め込んだ粘土のようなものを、付属の金具で掘り出すというもの)を見つけ、これまた 『スーパー カセキホリダー』 の感覚で、コウタは欲しいと言い出しました。
化石が欲しいのならもっとちゃんとした標本も売っていましたし、玩具みたいなものだと思ったのでダメと言ったうえで、お小遣いで買うのならいいとも言いました。
しばらく迷っていましたが、結局、買うのはやめました。
「一回掘ったら終わりだし、化石ならもう持ってるし」 ということでした。

親に買ってもらうなら、いくらのものでも 「欲しい」 ということになりますが、自分のお小遣いを使うとなると、価格に見合うモノなのか/本当に欲しいモノなのかを冷静に考えるようです。
限られた金額という制約のもとで、自分が欲しいものに優先順位付け(満足度の高い組合せを選択)するといのは、適切な意思決定を行うのに格好のトレーニングだと思いました。

お小遣いを与えたり、お小遣い帳をつけさせたりするようにして良かったと思いました。
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ファーザー

コウタさんも、お小遣い帳を付け始めたのですね。

わが家は、次女クニコについて小学3年4月から正式にお小遣い制にする予定です。

記事にされた場面が目に浮かぶようです。

丁寧に引用くださり、ありがとうございます。
by ファーザー (2011-01-26 18:03) 

momomo

我が家も何か欲しがった時にお小遣いで買うなら良いと言うと考え直します(笑)
親がダメなら祖父母にというような子供のずるさみたいなものも時々感じますが自分のお金は大事に使おうと思うのは良いことですよね(^^)
我が家の場合、欲しいものがあると小遣い稼ぎにお手伝いを色々してくれます(^^;)
by momomo (2011-01-28 15:05) 

miyu

うちもそろそろ考えないといけないなと思いました。
今月の家族旅行で、初めて上二人にお小遣いをあげてみたところ、
すごく頭を使っててびっくり!!
「どうしたら、好みのものを買えるか。」
「これは自分にとって高い買い物ではないか。」
とそれぞれ葛藤したり、決定したりする様子に
感心しました。
うちも検討します。

by miyu (2011-01-29 07:28) 

makiwarikun

小遣い制のメリットは、無駄遣いを防ぐ・欲望をコントロールする力を育む・ 効用の高いものを選択する意思決定を行うなど、記事に書かれている通りだと思います。
私も子供の時は小遣い制でしたので、それなりの効果はあったかと思いますが、大人になってからは欲望の赴くままに無駄遣いをしているような…。

by makiwarikun (2011-02-03 16:43) 

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