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懐かしく楽しい国語教科書 [好きな童話]

コウタの小学校では音読カードというものがあります。
家で音読した物語のタイトルを記入して、はっきり読めたか、すらすら読めたかを親がチェックして提出するというものです。

課題のプリントをもらって来ることもあるのですが、長い話は向かないような気がするので、自由にと言われてもなかなか適当な物語が思いつきません。
幼稚園の時に購読していた福音館書店の月刊絵本 「こどものとも」 などが再活躍しましたが、他に何かと思っていた時に見つけたのがこのシリーズ。

光村ライブラリー全18巻セット

光村ライブラリー全18巻セット

  • 作者: 今江 祥智
  • 出版社/メーカー: 光村図書出版
  • 発売日: 2003/08/30
  • メディア: 単行本


国語の教科書といえば光村図書出版のイメージですが、その光村の教科書に昭和46年から平成12年までの間に掲載された作品の中から、先生方や子どもたちから人気が高かったものを選んだ本です。
時計に住む小人のチックとタックが夜中に時計から抜け出し、わさび入りのお寿司を食べて辛さのあまり、ジッグ、ダッグと時計がなるようになった 『チックとタック』 は、読んで懐かしくなりました。
この話を読んだ記憶があるのですが、教科書に出ていたとは思いませんでした。

小学生のころは面白いとも思わなかった教科書ですが、改めて読み直してみると、子ども向きによく出来ていると感心しました。
1話が短いこともあり、音読にも最適です。

シリーズのうち1~5巻が低学年、6~11巻が中学年、12~17巻が高学年、18巻は詩という構成のようです。
とりあえず低学年用を購入しましたが、読んで理解するのに苦労はないようです。
中学年用も試しに1,2冊買ってみようかと思っています。

でも、本当は高学年用の第16巻に興味がありました。
「大陸は動く」というタイトルで、地震学者による大陸移動説についての解説文(教科書用に書き下ろし)が収録されているそうです。
先日、読んだ本のコラム(P37~)に紹介されており、「大陸移動説のようなエピソードは、小・中学生が科学の面白さを知るきっかけとなる大切な教材である。学生がこんなに感動しているのに教科書から消えてしまったことは、次の世代を担う科学者のたまごを失うようで、たいへん残念に思う。」 とありました。
さすがに5年生の教科書は無理だと思いますが、いずれは読ませてみたいと思っています。

マグマの地球科学―火山の下で何が起きているか (中公新書)

マグマの地球科学―火山の下で何が起きているか (中公新書)

  • 作者: 鎌田 浩毅
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2008/12
  • メディア: 新書



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momomo

福音館書店の「かがくのとも」も気になるところで悩んでいます。
『チックとタック』は私の記憶にもありますが、それが教科書から得たものだったのかは定かではありませんが、懐かしいですね。
良い本はつい欲しくなり、キリがないです(^^;)

by momomo (2009-01-26 23:16) 

miyu

我が家も欲しいですね~。
今読み返してみたいです!
きっと味わいが違うような気がします。

こういうセットものはよく探すのですが、
決めきれないまま時間だけが経っています。
明治図書、集英社が出しているのも
気になりますし、歴史漫画23巻セットなども候補。
(場所があれば、悩まないんですけどね!)

こういう読み聞かせについて
やり取りをするだけでも、
十分私楽しめています♪
ありがとうございます!


by miyu (2009-01-27 13:12) 

Apple-smile

私は光村教科書で育ったので「大陸は動く」はとても懐かしいです。
長男が3歳ぐらいの時にくもんの読書コースを7冊(年少〜小3レベル)を買ってもらいました。そういえば、しばらくご無沙汰しているな、、、と思い出しました(^^;)

うちも音読カードがありますが、国語の教科書の現在勉強しているところ、です。



by Apple-smile (2009-01-28 21:16) 

33a

長女の学校も音読カードあります。
自由に本を選んで音読しています。
海外に住んでいる私達にとって本は貴重です。
ずっと与えられてなかったので
そろそろネットで何冊か注文してみたいです。
by 33a (2009-01-30 22:32) 

Shun

>momomoさん
「かがくのとも」は良さそうですね。福音館からは科学の絵本も多く出版されていますが、自分で選ぶのと違って、月刊だと分野が偏らず、意外な本に出合えそうですし。

>miyuさん
子どものころ、「まんが日本の歴史」を持っていました。確か、石ノ森章太郎氏の画だったと思います。漫画だとかさばる割りに情報量が少ないものの、初めて日本史を習うなど具体的なイメージがない者の入門書としては良かったように思います。
子どものために本を選ぶこと自体が楽しかったりするので、miyuさん初め、色々な方の本選びは楽しく、参考にさせていただいています。
「場所があれば、悩まないんですけどね!」とは同感です。

>Apple-smileさん
「大陸は動く」の記憶はまるでありませんでした。ボクも光村で育ったはずなのですが・・・。
そう言われてみると、くもんにはこのてのシリーズが充実していそうなイメージがあります。今度、調べてみようと思います。

>33aさん
音読は基本のようですね。
海外在住だとお子さんの本選びが不自由そうですが、本では得られない貴重な体験ができそうで、お子さんにとっても良い経験になりそうですね。

by Shun (2009-02-03 23:23) 

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