読み聞かせから読書へ [好きな童話]
就寝前の読み聞かせが絶えて久しいです。
年末年始で途絶え、その後、家内は何回か復活させようとしたようですが、3年生になってからは徐々にやらなくなったようです。
少し残念ですが、いつまでも読み聞かせでもないと思うので、これも仕方ないかなと思います。
いつから始めたか忘れてしまうほど、ずっと読み聞かせを続けてきてくれた家内の努力に感謝です。
読み聞かせは、母子ともに良い思い出になるとともに、コウタの読書経験にも良い影響を与えたと思いたいです。
読み聞かせで慣れ親しんだ本の世界を、今後は自力で楽しむようになって欲しいものです。
ギア・チェンジのタイミングである今は、コウタにとって大切な時期だと思います。
コウタに良書を与えたいと思うものの、すぐに通読できる絵本などと違い、児童書を自分で読んでから勧めるというほどの労力も割けません。
そこは無理をせず、コウタが読みたいと思う本を自分で見つけ、楽しく読めればそれで良しと思うことにしました。
土・日の30分~1時間くらいを読書の時間にあて、お互いに好きな本を読むようにしています。
ボクにとっても、読書の時間が確保できるので一石二鳥です。
初めのうちは、読み聞かせで読んでもらった本を選んだりしていました。
多少難しい本でも、ストリーが頭に入っているから読み易かったと思います。
その後は、読みたい本を図書室で借りてくるように勧めてみました。
そんな中、マンガ仕立てですが、なかなか興味深いと思った本はこれです。
ものの見方、感じ方について、サブタイトルにある 「こたえはボクにある」 というような示唆に富む内容でした。
そして、ここ数日のブームはこの本です。
土・日の読書の時間など関係なしに読み進め、5巻まで一気に読んでしまいました。
映画も公開されているようで、札幌に帰省中に観に行くのを楽しみにしています。
本で読んだ印象と、映画の印象の違いなど聞いてみたいと思っています。
年末年始で途絶え、その後、家内は何回か復活させようとしたようですが、3年生になってからは徐々にやらなくなったようです。
少し残念ですが、いつまでも読み聞かせでもないと思うので、これも仕方ないかなと思います。
いつから始めたか忘れてしまうほど、ずっと読み聞かせを続けてきてくれた家内の努力に感謝です。
読み聞かせは、母子ともに良い思い出になるとともに、コウタの読書経験にも良い影響を与えたと思いたいです。
読み聞かせで慣れ親しんだ本の世界を、今後は自力で楽しむようになって欲しいものです。
ギア・チェンジのタイミングである今は、コウタにとって大切な時期だと思います。
コウタに良書を与えたいと思うものの、すぐに通読できる絵本などと違い、児童書を自分で読んでから勧めるというほどの労力も割けません。
そこは無理をせず、コウタが読みたいと思う本を自分で見つけ、楽しく読めればそれで良しと思うことにしました。
土・日の30分~1時間くらいを読書の時間にあて、お互いに好きな本を読むようにしています。
ボクにとっても、読書の時間が確保できるので一石二鳥です。
初めのうちは、読み聞かせで読んでもらった本を選んだりしていました。
多少難しい本でも、ストリーが頭に入っているから読み易かったと思います。
その後は、読みたい本を図書室で借りてくるように勧めてみました。
そんな中、マンガ仕立てですが、なかなか興味深いと思った本はこれです。
ものの見方、感じ方について、サブタイトルにある 「こたえはボクにある」 というような示唆に富む内容でした。
そして、ここ数日のブームはこの本です。
土・日の読書の時間など関係なしに読み進め、5巻まで一気に読んでしまいました。
映画も公開されているようで、札幌に帰省中に観に行くのを楽しみにしています。
本で読んだ印象と、映画の印象の違いなど聞いてみたいと思っています。
はてしない物語 [好きな童話]
2年生になった今でも、コウタは、寝る前に本を読んでもらっています。
自分でも本を読むようになりましたが、読み聞かせというのは幾つくらいまで続くものなのでしょうかね。
母子のふれあいの時間として、なるべく続いて欲しいと思います。
読むのは家内ですが、本を選んでくるのはほとんどボクです。
最近は不発が続きました。
児童文庫になっているグリムやらの童話集を選びましたが、2人とも食い付きが悪かったです。
まだ読み始めではありますが、久しぶりにコウタのうけが良かったのがこの本。
「モモ」 や 「ジム・ボタンの冒険」 と同じく、ミヒャエル・エンデの作品です。
現実世界の主人公が、「はてしない物語」という本の中のでの出来事を読み、それに係わっていくという話のようです(なにせ、自分では通読していないので・・・)。
上下2冊の文庫本も出ていますが、単行本を買いました。
物語りの中で描かれる「はてしない物語」と同じ装丁ですし、現実世界の主人公を描く部分と、作中小説である「はてしない物語」の世界を描く部分とで印刷の色を変えているという、かなり凝った作りになっているので。
コウタは気に入ったようで、続きを読んで欲しいとせがむようです。
ただ、1章が長く、家内にとっては面倒なようです。
本を選ぶ身としては、コウタが気に入ってくれたようで何よりです。
自分でも本を読むようになりましたが、読み聞かせというのは幾つくらいまで続くものなのでしょうかね。
母子のふれあいの時間として、なるべく続いて欲しいと思います。
読むのは家内ですが、本を選んでくるのはほとんどボクです。
最近は不発が続きました。
児童文庫になっているグリムやらの童話集を選びましたが、2人とも食い付きが悪かったです。
まだ読み始めではありますが、久しぶりにコウタのうけが良かったのがこの本。
「モモ」 や 「ジム・ボタンの冒険」 と同じく、ミヒャエル・エンデの作品です。
現実世界の主人公が、「はてしない物語」という本の中のでの出来事を読み、それに係わっていくという話のようです(なにせ、自分では通読していないので・・・)。
上下2冊の文庫本も出ていますが、単行本を買いました。
物語りの中で描かれる「はてしない物語」と同じ装丁ですし、現実世界の主人公を描く部分と、作中小説である「はてしない物語」の世界を描く部分とで印刷の色を変えているという、かなり凝った作りになっているので。
コウタは気に入ったようで、続きを読んで欲しいとせがむようです。
ただ、1章が長く、家内にとっては面倒なようです。
本を選ぶ身としては、コウタが気に入ってくれたようで何よりです。
モモ [好きな童話]
「ジム・ボタンの機関車大旅行」 とあわせて買ったままになっていた、同じくミヒャエル・エンデ作の「モモ」を読み聞かせています。
状況をイメージしにくい箇所もあって嫌がるかもしれないと思いましたが、楽しんでいるようです。
この連休中は、寝る前以外にも、なんどかせがまれて読み聞かせました。
先日、つい怒鳴ってしまったこと を冗談めかして、
「パパも灰色の男と時間貯蓄銀行の契約をしたから、イライラしちゃうんだよね。
怒りっぽいのはパパのせいじゃなくて、灰色の男が悪いんだ」と言うと、
「ウソだよ。だって、灰色の男と契約したら、そのこと覚えていないはずだもん。
怒りっぽいのはパパのせいでしょ」
と、即座に切り返されました。
あながち「ウソ」でもないけど、それを小2に語るのも難しいので止めました。
物語として子どもでも楽しめる本ですが、込められた寓意をどう読むかで、大人でも十分に楽しめる本だと思います。
モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)
- 作者: ミヒャエル・エンデ
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1976/09
- メディア: 単行本
状況をイメージしにくい箇所もあって嫌がるかもしれないと思いましたが、楽しんでいるようです。
この連休中は、寝る前以外にも、なんどかせがまれて読み聞かせました。
先日、つい怒鳴ってしまったこと を冗談めかして、
「パパも灰色の男と時間貯蓄銀行の契約をしたから、イライラしちゃうんだよね。
怒りっぽいのはパパのせいじゃなくて、灰色の男が悪いんだ」と言うと、
「ウソだよ。だって、灰色の男と契約したら、そのこと覚えていないはずだもん。
怒りっぽいのはパパのせいでしょ」
と、即座に切り返されました。
あながち「ウソ」でもないけど、それを小2に語るのも難しいので止めました。
物語として子どもでも楽しめる本ですが、込められた寓意をどう読むかで、大人でも十分に楽しめる本だと思います。
懐かしく楽しい国語教科書 [好きな童話]
コウタの小学校では音読カードというものがあります。
家で音読した物語のタイトルを記入して、はっきり読めたか、すらすら読めたかを親がチェックして提出するというものです。
課題のプリントをもらって来ることもあるのですが、長い話は向かないような気がするので、自由にと言われてもなかなか適当な物語が思いつきません。
幼稚園の時に購読していた福音館書店の月刊絵本 「こどものとも」 などが再活躍しましたが、他に何かと思っていた時に見つけたのがこのシリーズ。
国語の教科書といえば光村図書出版のイメージですが、その光村の教科書に昭和46年から平成12年までの間に掲載された作品の中から、先生方や子どもたちから人気が高かったものを選んだ本です。
家で音読した物語のタイトルを記入して、はっきり読めたか、すらすら読めたかを親がチェックして提出するというものです。
課題のプリントをもらって来ることもあるのですが、長い話は向かないような気がするので、自由にと言われてもなかなか適当な物語が思いつきません。
幼稚園の時に購読していた福音館書店の月刊絵本 「こどものとも」 などが再活躍しましたが、他に何かと思っていた時に見つけたのがこのシリーズ。
国語の教科書といえば光村図書出版のイメージですが、その光村の教科書に昭和46年から平成12年までの間に掲載された作品の中から、先生方や子どもたちから人気が高かったものを選んだ本です。
怪談レストラン & 妖怪ハンター・ヒカル [好きな童話]
ジム・ボタンの機関車大旅行 [好きな童話]
寝る前の読み聞かせで、家内に読んでもらっている本です。
小さな島国に小包で届けられた赤ん坊はジム・ボタンと名づけられ、やがて親友の機関士ルーカスと一緒に、機関車エマに乗って冒険の旅に出かけます。竜にさらわれたお姫様を救出に行ったり、ハラハラする展開は男の子好みだと思います。
この本は、ミヒャエル・エンデのデビュー作です。
エンデといえば、「はてしない物語」 や 「モモ」 で有名です。
当初は「モモ」を読み聞かせてもらおうとして、初めてボクも読んでみました。
面白く読めましたが、寓意がやや大人好みであり、小学一年生には分かりにくいかもしれないと思いました。
なので、先ずはより単純に楽しめそうな 「ジム・ボタンの機関車大旅行」 を選びました。半分ほど読み進み、これまでのところコウタの評判も上々のようです。
次は続編の 「ジム・ボタンと13人の海賊」 か、 「モモ」 を試してみようかと考えています。
小さな島国に小包で届けられた赤ん坊はジム・ボタンと名づけられ、やがて親友の機関士ルーカスと一緒に、機関車エマに乗って冒険の旅に出かけます。竜にさらわれたお姫様を救出に行ったり、ハラハラする展開は男の子好みだと思います。
この本は、ミヒャエル・エンデのデビュー作です。
エンデといえば、「はてしない物語」 や 「モモ」 で有名です。
モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)
- 作者: ミヒャエル・エンデ
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1976/09
- メディア: 単行本
当初は「モモ」を読み聞かせてもらおうとして、初めてボクも読んでみました。
面白く読めましたが、寓意がやや大人好みであり、小学一年生には分かりにくいかもしれないと思いました。
なので、先ずはより単純に楽しめそうな 「ジム・ボタンの機関車大旅行」 を選びました。半分ほど読み進み、これまでのところコウタの評判も上々のようです。
次は続編の 「ジム・ボタンと13人の海賊」 か、 「モモ」 を試してみようかと考えています。
かいけつゾロリ [好きな童話]
学校の図書室で読んで面白かったということで、コウタが借りてくるようになったのがこのシリーズ。
かいけつゾロリのてんごくとじごく (ポプラ社の新・小さな童話)
- 作者: 原 ゆたか
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2002/07
- メディア: 単行本
近所の図書館に [好きな童話]
コウタのために本を買うのが趣味となっていましたが、置き場所に困るようになってきたので、最近は自粛気味です。それに、コウタ自身がかなり良い本を選んで学校の図書室から借りてくるようになったので、図書館をもっと活用しようと思って2人で出かけてきました。
コバンザメのぼうけん [好きな童話]
コウタが小学校の図書室から借りてきた本です。
コバンザメは、仲良しのクジラから「もっと、せけんを知らなくちゃ」と言われて、せけん(=クジラ以外の友達)を探しに行きます。タツノオトシゴ、タコ、アンコウ、アオブダイetc.と実際の生態にも沿った登場の仕方に、動物好きのコウタも納得の様子です。
そして、世間探しの旅の合間に
「クジラとのやくそくは、ひとばん ひとりでねることだった。
ひとりでねても さびしくない、というようになれば、いちにんまえだ、
と クジラは言った。
「いちにんまえは、きびしいね」
とコバンザメがいったら、クジラは、
「さびしいというやつを いっぱいもっていて、
それで、すこしも、さびしそうなかおをしないやつが、ほんものさ」
と むずかしいことをいった。
クジラちゃんは、じぶんの子どもがシャチにやられたのに、
いつも ゆうゆうと生きているから、ほんものかもしれない、
と そのとき、コバンザメは思ったものだ。」
といった文章が出てきて、イラストともあいまって心に響きました。
友達がいない小学校に入学して、不安を抱えながらも頑張って通ううちに少しずつ慣れてきたコウタの状況とも重なって、ボクにとってもぐっとくる絵本でした。
前に借りてきた絵本 といい、わが子ながら良い本の選択をしてきたものだと感心しました。コウタが借りてきて初めて知った絵本ですが、ボクの方が先に知っていたら間違いなく与えていたと思います。
コウタもかなり気に入った様子ですし、繰り返し読むに値する本だと思うので、買い求めようかと思っています。
コバンザメのぼうけん―灰谷健次郎・海の絵本 (童心社の絵本)
- 作者: 村上 康成
- 出版社/メーカー: 童心社
- 発売日: 1996/07
- メディア: 大型本
コバンザメは、仲良しのクジラから「もっと、せけんを知らなくちゃ」と言われて、せけん(=クジラ以外の友達)を探しに行きます。タツノオトシゴ、タコ、アンコウ、アオブダイetc.と実際の生態にも沿った登場の仕方に、動物好きのコウタも納得の様子です。
そして、世間探しの旅の合間に
「クジラとのやくそくは、ひとばん ひとりでねることだった。
ひとりでねても さびしくない、というようになれば、いちにんまえだ、
と クジラは言った。
「いちにんまえは、きびしいね」
とコバンザメがいったら、クジラは、
「さびしいというやつを いっぱいもっていて、
それで、すこしも、さびしそうなかおをしないやつが、ほんものさ」
と むずかしいことをいった。
クジラちゃんは、じぶんの子どもがシャチにやられたのに、
いつも ゆうゆうと生きているから、ほんものかもしれない、
と そのとき、コバンザメは思ったものだ。」
といった文章が出てきて、イラストともあいまって心に響きました。
友達がいない小学校に入学して、不安を抱えながらも頑張って通ううちに少しずつ慣れてきたコウタの状況とも重なって、ボクにとってもぐっとくる絵本でした。
前に借りてきた絵本 といい、わが子ながら良い本の選択をしてきたものだと感心しました。コウタが借りてきて初めて知った絵本ですが、ボクの方が先に知っていたら間違いなく与えていたと思います。
コウタもかなり気に入った様子ですし、繰り返し読むに値する本だと思うので、買い求めようかと思っています。