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磯の動物を観察する会@葉山 [習い事]

国立科学博物館が主催する 「磯の動物を観察する会」 に参加しました。
博物館の自然観察会は人気があるようで抽選漏れが続いていましたが、今回は幸運にも当選しました。

JR逗子駅で受付を済ますと、路線バスで葉山町の芝崎海岸に向かいます。
芝崎海岸は、沖の小島の赤鳥居や裕次郎灯台を間近に望み、気持ちの良い磯でした。

午前中の2時間ほどは、参加者約40名がそれぞれ磯の動物を採取します。
その間、動物研究部の先生方は質問を受けたり、アドバイスしてくれたりしていました。

名前が分からない動物を捕まえたりすると、コウタが自ら先生のもとに質問をしに行っていました。
ちょっと前までならば、「一緒に来てくれ」 どころか 「聞いてきてくれ」 と言いかねない引込み思案ぶりだったことを思うと、わが子の成長を感じられました。

昼食の間、先生方は採取した動物を選別して、小さな容器に名札を付けて整理してくれました。
大勢の眼で探すと、多くの種類の生きものが集まるものです。

午後は、整理した動物について、先生方が解説をしてくれました。
それぞれの専門分野で、棘皮動物(ウニ、ヒトデ、ナマコなど)/甲殻類(エビ、カニなど)/貝類/魚類/その他 の話を聞くことができました。

甲殻類のパートでは、自らが発見した世界最小のカニの話とともに、「おそらく皆さんは見る機会がないでしょうから、頑張って採取しました」 という極小のカニ(名前は失念してしまいました)を見せてくれました。
その他のパートでは、採取した動物の中で人間に最も近いのは脊椎動物で魚類、その次は脊索動物でホヤだという話が印象的でした。

参加者には小学生も多かったので平易な説明にしてくれていましたが、どのパートも専門家の話は興味深かったです。
立ったままで、それなりに時間を要しましたが、コウタを含めて子ども達も最後まで話を聞いていました。
子どもにとっても、きっと面白い話だったのだと思います。

内容が濃くて、満足度の高い観察会でした。
それでいて参加費用は保険料の50円だけですから、人気があるのも頷けます。

現在、博物館主催イベントで抽選待ちのものが2件ありますが、いずれかにでも(できれば両方に)参加したいものです。
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momomo

当選ラッキ~でしたね♪
探してその場で質問でき、答えがもらえるのは子供にとってとても良い刺激になるだろうなぁと思います。
これなに?と聞かれても殆んどわからないですし、答えてあげられないですから。
コウタ君の成長もたのもしいですね。幼稚園と違って小学校は人数も多く自分から先生に近寄っていかないと気づいてもらえないんじゃないかと不安ですから。
by momomo (2009-05-12 11:42) 

Shun

>momomoさん
参加できてよかったです。抽選待ちだった2件はいずれもダメだったので、今年になって申し込んだ観察会は1勝5敗です。先着順の観察会(水の中の昆虫)は参加できることになりましたが、この手の観察会は人気があります。
幼稚園の時から活発だった子に比べればまだ引込み思案なのかもしれませんが、それでもずいぶんと成長したと思います。子どもごとに成長の過程は違うと思いつつも当時は気を揉むことも多かっただけに、今は安心してみていられます。
by Shun (2009-05-17 16:47) 

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