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自然観察あれこれ [習い事]

◎ 横須賀市自然・人文博物館の 「昆虫教室」 (全4回)に親子で参加しています。
 5/30の1回目は、昆虫の分類、外で虫を見つけよう、昆虫観察の方法・道具、虫を飼育しよう
 6/20の2回目は、虫を観察しよう、昆虫標本を作ろう、観音崎公園へ歩こう
という内容で、学芸員の先生に加え、三浦半島昆虫研究会のメンバー10名ほどが講師や実地指導に当たってくれるというものです。

1回目には、ナミアゲハとカラスアゲハの幼虫を家で飼育するという宿題もありました。
ケースの中にハザンショを入れて準備完了。
飼育1.JPG

終齢幼虫の食欲は旺盛で、カラスアゲハ×2でこの通り。
飼育2.JPG

用意したワリバシは見向きもされませんでしたが、無事にサナギになりました。
飼育3.JPG

ナミアゲハの幼虫は、1匹は終齢幼虫で☆、1匹は羽化に失敗して(蛹から半分しか出られず)☆だったので、カラスアゲハは無事に蝶になって欲しいものです。


◎ 横須賀市自然・人文博物館の 「ウミウシの観察会」に親子で参加してきました。
同博物館の天神島自然教育園の磯で、採取と学芸員の先生の解説を受けてきました。

アオウミウシ、シロウミウシ、ムカデミノウミウシのような定番から、他のウミウシを食べるというキヌハダウミウシや、(名前を失念してしまいましたが)初めて見るものもあわせ、10種類くらいは確認できました。
冬の時期もスノーケリングで調査をしたりしているとのことで、この水域だけでも100種類のウミウシが見つかっているとのことでした。

餌となる海綿を人工的に育てることができないことや、複数(雌雄同体)を一緒にしておくと交尾後に死んでしまうことなどから、ウミウシの飼育は難しいなどという話を聞きました。
午前中の2時間だけという短い講座でしたが、コウタともども楽しめました。

◎ 会社のバードウォッチング仲間との探鳥会に親子で参加しました。
社内でバードウォッチング好きな方が何人かいて、月に1度くらい探鳥会を実施しています。
ここ数回は参加させてもらっていたのですが、行くとなるとまる一日の行動なので、コウタを連れて行くことには体力的な面から躊躇していました。

先日、自分と同じ神奈川在住の2人のメンバーの好意で、半日探鳥会@境川遊水地公園を企画してくれたので、親子で参加してきました。
コウタは持参したカメラで、キジ、オオヨシキリ、コサギ、アオサギ、ゴイサギなどの写真を撮っていました。
手持ちのデジカメだと機材的な限界もあってさほど上手く撮れないようですが、それでも本人はとても楽しんでいました。
比較的よく撮れていたキジの写真。
野鳥1.JPG

チョウゲンボウ(ハヤブサの仲間)が営巣しているというポイントに移動して、飛翔する姿を実際に見ることができました。
猛禽類は見応えがあって、コウタばかりかボクもかなりテンションがあがりました。

別の日、生田緑地にてカワセミの写真が撮れました。
野鳥2.JPG


この夏も親子で自然観察が楽しめそうです。
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コメント 4

momomo

満喫してますね~(≧∇≦)
夏を先取りといった感じです。夏休みはもっと盛りだくさんなんでしょうね☆
羽化に失敗することもあるんですね、自然を思い知らされた気分です。
by momomo (2010-06-23 14:33) 

makiwarikun

子供の頃に蝶やアゲハの幼虫を羽化させていたのを思い出しました。
いろんな種類の野鳥が結構身近に居るものなんですねぇ。
by makiwarikun (2010-06-23 21:49) 

miyu

自然、昆虫関係の体験談を毎回読んでると、
なんだかすごく気持ちいいです。
贅沢だなと思います。
興味のあるものに深く関わっていくって。
子供って最初はそうでもなくても、
だんだん興味が出てくることがあるじゃないですか。
それは、親が熱中している姿や雰囲気などに
影響されるんだと思います。
これからも楽しみにしてます。


by miyu (2010-06-25 01:16) 

Shun

>momomoさん
自然環境だと、寄生蜂などに寄生されてしまう幼虫も多く、無事に成虫になれる割合は低いと聞きました。

>makiwarikunさん
そうですね、関心のない人は気付かないでしょうが、身近なところにも意外と鳥はいて面白いです。
一般に、身近にあっても、探そうとしていない人は気付かないということは多いと思います。セレンディピティ(何かを探しているときに、探しているものとは別の価値あるものを見つける能力・才能)なんて言葉がありますが、日ごろから探そうと意識しているからこそ、ふとした偶然をきっかけに閃くのだと思ったり。

>miyuさん
コメントありがとうございます。
親も関心があるから子どもの興味を深めてあげられると思う一方、親の関心で子どもの興味を狭めてはいなかと自問することもあります。
絵画などは自分も好きなので美術館訪問などの機会はありますが、(学校で行った音楽会が楽しかったと聞いても)コンサートに行くという優先順位は自分の中では低かったりします。
子どもには広い選択肢を示して、自分の道は自分で選ばせたいと思う一方、自分の好みがかなり影響を与えてしまっているように思ったりもしています。
ただ、あまり考えても仕方がないので、「一緒に楽しめるものがあるうちは、一緒に楽しもう」と割り切るようにしています。
by Shun (2010-07-20 23:31) 

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